2017年4月21日金曜日

コアスタッフ紹介 とばってぃ

はじめまして!


きみっしょんスタッフ班長とばってぃこと,
戸端佑太です!

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[自己紹介]
 私は 総合研究大学院大学 物理学研究科 宇宙科学専攻の博士課程前期2年生で、後藤研究室に所属しています。 
後藤研究室では「超高温下で 軽くて 丈夫で長持ち」な材料としてロケットエンジンの高温部品への応用が期待されているセラミックス製の複合材料
CMC
に関する研究が行なわれています。ということでまずは、研究のお話からさせてください!
[研究について]
 突然ですがみなさんに問題です。
  Q. ロケットエンジン壁面の材料温度はいくらでしょうか?
 a.) 300 ℃くらい b.) 1500℃くらい c.) 10000℃くらい  
スペースの都合上解答にうつります(笑)、エンジン内部の燃焼ガスの温度はおよそ約3000℃に達するといわれています。しかし実際には、冷却ガスをエンジン表面に投入することによって、材料の表面温度をおよそ1500℃くらいに保っています。ということで正解は、b.) でした!
 「1500℃って、どれぐらいの温度なの?」と思われるかもしれませんが、多くの材料、金属や樹脂やゴムはさらっさらの液体に溶けます。またセラミックスのように、耐熱性のある材料でも、熱によって負荷がかかるため「強度低下」を生じ、破壊してしまう恐れがあります。従来のロケットは
「エンジンを冷やす」
「溶けることを諦めて材料を厚めにする」
ことによりエンジンの構造を維持しています。しかしこれらの方法では、
  「ロケットが重くなる」
だけでなく、
  「一回しか使用できない➡打ち上げコストが大きい」
です。残念ながら今のままでは私たちが継続的に宇宙にいくことが厳しい状況です。そこで着目している材料が、先ほど紹介したCMCです。
 CMCがどのような材料であるかを簡単に説明します。下の図はCMC材料に物体を衝突させる実験によって貫通した状態を示しています。この材料は先程述べた通りセラミックスでできています。身近なものでいえばお茶碗やコップに用いられている材料と同じ種類の材料です。
 例えばお茶碗に、先ほどと同様に釘か何かで穴を空けましょう(本当に実験するのは勿体ないのでやめましょう)。その後どうなるか想像してみて下さい。普通は木っ端微塵となって罪悪感しか感じないことでしょうが、どうでしょう。この写真が映し出す事実にどれほど意外性があるかお分かりいただけると思います。そうです。普通のセラミックスであればもろいため、釘を打った瞬間粉々に砕けてしまうはずが、CMCでは壊れません。CMCはセラミックスの中でこの特性に優れた材料、すなわち「丈夫で長持ち」な材料といえるでしょう。また、本来セラミックスは「軽量」「耐熱性」を有しています。これらの話を聞いていくうちに、段々とCMCの可能性にわくわくしてきませんか?気になった方は是非捕まえてください(笑)


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貫通したCMC材料

(https://kaken.nii.ac.jp/ja/file/KAKENHI-PROJECT-20760071/20760071seika.pdf)


 [趣味について]
 コナンドイル作「シャーロックホームズ」シリーズが大好きで、日本語版だけでなく洋書版も持っています(笑)犯人を追いつめるまでのプロセスをクイズ感覚で推測し、主人公の模範解答の巧みさに毎回脱帽する(笑)といった風に楽しみながら読んでいます。ちなみに、好きなタイトルは、沢山ありますが、すぐに頭に思い浮かぶものとしては「緋色の研究」「空き家の冒険」「踊る人形」といった話が好きです。推理小説好きやコナン好きな人は話しましょう(笑)
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シャーロックホームズ洋書ver
 
他にも飛行機空を飛ぶものが好きで、学部時代には鳥人間サークルに所属していました。現在も「チームあざみ野」という社会人・学生混合チームに所属し、2017年大会の出場を目指して、和気あいあいと飛行機を製作しています。
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2014年大会時の飛行の様子


[きみっしょんに向けての意気込み]
 きみっしょんは、宇宙業界の先端をいく研究者に出会える、なかなかにくい企画です(笑)是非、先生方だけでなく院生スタッフを捕まえて、沢山話を聞いて、今後の将来について真剣に考えてみてください。
 また、宇宙漬けの5日間、初めて会う人達ばかりで戸惑ったり、思うことが言えずにもどかしさを感じたり、あるいは議論で激突したりして、落ち込む時もあるかもしれません。しかし、そういった時は次の言葉を思い出してください。
「ここで変わらなければいつ変われるのか」
「意見は違っても、同じ目的でここに集まってる」
 悔しさがなければ大きな成長は望めません。逆に大きな成長の背景には、自分自身と向き合う時間が必要です。また、意見が違うというだけで、相手を嫌いになってはいけません。相手が何故否定するのか理由を考えましょう。そこには、相手なりの配慮があること。そして、同じ目的を共有していることを実感でき、最終的にはお互いに歩み寄ることもできるでしょう。


 今年の夏は、きみが作るみっしょんで、君にしかできない大きな成長を成し遂げましょう。


 私達スタッフも全力で応援していきます!
とばってぃ

2017年4月13日木曜日

コアスタッフ紹介 かっしー

初めまして, 第16回 きみっしょんの事務局長を務めます
「かっしー」こと柏岡です
きみっしょん当日は気軽にかっしーと呼んでください

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[自己紹介]
私は 総合研究大学院大学 という学部を持たず,
大学院しかないという(少し特殊な?)大学院に所属しています.
宇宙研では, 津田研究室に所属し研究生活を送っております.
趣味はスキー⛷です.
最近はこぶを滑れるようになりました!!(やったぜ ヒャッホイ)
スキー以外にも旅行やテニスをしています


最近は, 旅行もテニスもできていないので, ,
参加者の体力についていけないのではと今から不安です


[研究]
私は宇宙研で太陽光圧を利用した姿勢制御の研究をしています
太陽光圧とは, 太陽の光が宇宙機を押す力です.


皆さんも太陽の光を受けて押されていることを感じたことがあると思います


嘘です
そんな人はいないと思います
もしいたら私に, どんな感じで押されているのか、きみっしょん当日に教えてください


しかしながら, 太陽光でおされているというのは
本当のことです


でも, そんな力を感じたことはないですよね?
その理由は, その力がとてつもなく小さいものだから
どのくらい小さいかというと,
1円玉を手のひらにおいて感じる力の1/10くらいです
めっちゃちっさい
その力を使って宇宙機の姿勢をコントロールしようという研究をしています

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この姿勢制御は「イカロス」「はやぶさ」, 「はやぶさ2」で使われていたり, 研究されている技術です


実際に飛んでいる宇宙機の研究に積極的に参加できるのは,宇宙研ならではのものではなのかと思っています


[きみっしょんへ向けて]
昨年度は一般スタッフとして参加し, コアスタッフに昇格と共に, 事務局長になってしまった. どうしようかと不安で仕方ないですが, できることをやっていこうと思います.


事務局の仕事は, きみっしょんに向けて,
参加者が不便なく快適に過ごせるようにすること
院生スタッフも様々な準備や高校生をサポートできるようにすること
を目的にきみっしょんの企画, 運営を行うことです


きみっしょん本番時には, 班に組み込まれないので,
参加者の人たちとは直接かかわれず, 前のほうでこそこそしていると思うので,
気軽に声をかけてください

きみっしょん当日を楽しみにしています

かっしー

2017年4月3日月曜日

きみっしょんとは?

きみっしょんとは?


第16回 君が作る宇宙ミッション 概要はこちら!
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「君が作る宇宙ミッション(きみっしょん)」は、JAXA(宇宙航空研究開発機構) 相模原キャンパスで開催されている、 高校生を対象にした研究体験型の教育プログラムです。 高校生は、数名のチームを組んで、仲間と共に1つのミッションを作りあげます。 by ISASホームページ


いかがでしょう? 
綺麗にまとまっていて、我々はなるほどと思うのですが、皆さんは 実際にどんなことをしているのか、わからないですよね?


そこで、ここからはきみっしょんのイメージを掴んでもらうために
去年のきみっしょん(第15回)の様子をダイジェストで紹介します。


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第15回 きみっしょんの参加者とスタッフ


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1日目の午後に最寄駅へ集合し、バスに乗って宇宙研へ移動します。
院生スタッフが宇宙研にてお出迎え。
各班で自己紹介タイムが始まり、
緊張していた高校生達 (院生スタッフも) と徐々に打ち解けていきます。
ミッション作成の時間では、最初に高校生どうしでアイディアを出し合います。
議論に議論を重ね、ミッションをより具体的に、より論理的に組み立てていきます。
考えておしまいではなく、4日目には最終報告会が開催されます。
みんなで役割分担をして文献調査をしたり、院生スタッフに相談したり...
みんなで4日目の最終報告会に向けて準備を進めます。


最終報告会では、きみっしょん期間で作ったミッションを報告します。
この報告会には、院生スタッフだけでなく、JAXAの研究者も話を聞きに来てくれました!!
報告会の様子は、YouTubeにアップロードされているので、どんな雰囲気なのか気になる方は、”第15回 きみっしょん 最終報告会” で検索を。


5日目にきみっしょん修了式を行い、来た時と同じように最寄駅までバスでお見送りです。
5日間お疲れ様でした!!


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きみっしょんでは、ミッション作成の合間に、様々なイベントが行われます。


昨年に続き、「院生ミニ講義」では、博士課程の先輩にお願いして、最終報告会での発表の見本となるように、自身の研究の紹介をしてもらいました。


他にも、
所内見学が毎年恒例で行われています。お楽しみに。
ちなみに、第15回では、ERGの作成現場の見学、あかつきの運用室、はやぶさのキュレーションルームを回りました。


「特別講義」ではイプシロンロケットのプロジェクトマネージャーである森田泰弘教授から、固体ロケットの開発に関して講演をして頂きました。
教授の学生時代の写真をはじめ、お宝画像も披露されて非常に盛り上がりました。 
「夢が原動力!」「困難を乗り越える!」など、森田教授からのアドバイスは高校生だけではなく、大学院生スタッフにとっても刺激的な講演でした。


ここに, 載せていないイベントもあるので楽しみに!!


きみっしょんでは毎年イベントを企画するメンバーが変わります。
なので、今回のきみっしょんでは、この記事で紹介したイベントがあったりなかったりするかもしれません。
ただ、院生スタッフは、「きみっしょんに参加してくれた高校生に
きみっしょんならではの経験をして欲しい」と考え、イベントを企画しています!
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いかがだったでしょうか。 この記事を読んで、少しでもきみっしょんに興味を持ってもらえれば幸いです。
少しでも面白そうだな、やってみたいなと思った方はその勢いで、応募を決意してもらえれば嬉しいです。

では,当日活気溢れる高校生と共にミッション作成できることを心から楽しみにして待っています!!




きみっしょんではどんなことをやっているかもっと詳しく知りたい方は、過去のきみっしょんブログを御覧下さい。


また、きみっしょん公式HPにて、きみっしょん紹介動画と最終報告会の様子を公開しています。ぜひご覧ください。


このブログでは今後も個性豊かな大学院生スタッフの自己紹介や、きみっしょんへ向けた準備の様子等をお伝えしていこうと考えています。ブログの更新は、きみっしょん公式Twitterアカウント(@kimission)を通してお伝えしますので、是非フォローをお願いします。